難しいお話だったので、演じながら「どうしよう」と考えることも多かったのですが、そういうことが多ければ多いほど自分で話を理解していくのが楽しくなっていきました。僕が演じた中野智樹は、まわりのみんなより明るいひとなので、表情ひとつひとつをいつも以上に大事にして、明るい時と真面目な時のギャップを意識しました。今回ギターに初挑戦だったのですが、文化祭でのバンドのシーンでは、大勢のエキストラの皆さんが盛り上げてくださったおかげで、不安を吹き飛ばすことができ、一番印象に残るシーンになりました。前後篇の撮影期間はあっという間で、撮影も、撮影以外の時間も野村さんのお陰ですごく楽しかったので、映画を観てくださる皆さんにもこの空気が伝わればいいなと思っています。